「歳を重ねて歯ぐきが下がってきた気がする」「歯が前より長く見える」——鏡を見てそんな変化に気づいたことはありませんか。加齢や長年の歯みがき習慣によって歯ぐきが少しずつ下がるのは珍しいことではありませんが、放っておくと知覚過敏や虫歯のリスクにつながることもあります。今回は、歯ぐき下がりが気になる方に向けたセルフケア用品の選び方をご紹介します。
なぜ歯ぐきは下がるのか
歯ぐき下がり(歯肉退縮)の原因はひとつではありません。加齢による組織の変化のほか、力を入れすぎた歯みがき、歯周病、噛み合わせの負担、硬すぎる歯ブラシの使用などが関係していると考えられています。歯ぐきが下がると歯の根元(象牙質)が露出しやすくなり、冷たいものがしみる知覚過敏や、根元部分の虫歯(根面う蝕)が起こりやすくなる場合があります。
セルフケアで意識したいポイント
歯ぐき下がり自体を市販品だけで元に戻すことは難しいとされていますが、それ以上の進行を穏やかにしたり、露出した根元を守ったりするケアはセルフケアの範囲でも工夫できます。具体的には、毛先がやわらかく歯ぐきに負担をかけにくい歯ブラシを選ぶこと、力を入れすぎずに小さく動かして磨くこと、知覚過敏や歯ぐきケアを意識した薬用歯みがき粉を取り入れることなどが挙げられます。症状が進んでいる場合や痛みが続く場合は、自己判断でケア用品に頼りすぎず、早めに歯科医院で相談することが大切です。
| ケア用品 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| やわらかめの歯ブラシ | 毛先が細く、歯ぐきへの物理的な刺激を抑えやすいとされる | 歯ぐきが下がり気味で、みがく力が強くなりがちな方 |
| 薬用ハグキケア歯みがき粉 | 歯ぐきの健康維持や知覚過敏のケアを目的とした成分を配合 | 歯ぐきの状態やしみる感じが気になる方 |
| デンタルリンス・洗口液 | 歯みがきの補助として口腔内を清潔に保つ | 仕上げのケアを追加したい方 |
薬用歯みがき粉:GUM(ガム) 医薬部外品 プロケアペーストF うるおい 85g
歯ぐきや歯周組織のケアを意識した薬用歯みがき粉です。歯ぐきが下がって根元が露出しやすい方の毎日のケアに取り入れやすいタイプとされています。フレーバーや使用感には個人差があるため、まずは少量サイズから試すのもひとつの方法です。
やわらかめ歯ブラシ:GUM(ガム) 歯周プロケア デンタルブラシ #518[4列コンパクト・やわらかめ]
毛先が細く仕上げられた、やわらかめの歯ブラシです。コンパクトヘッドで奥歯まで動かしやすく、歯ぐきに負担をかけにくいブラッシングを意識したい方に選ばれています。力を入れすぎず、小さく動かして磨くことも合わせて意識してみてください。
よくある質問
Q. 下がってしまった歯ぐきは、ケア用品を使えば元に戻りますか?
A. 市販のケア用品だけで歯ぐきの位置そのものを元に戻すことは難しいとされています。セルフケアはあくまで進行を穏やかにしたり、露出した根元を保護したりする目的で取り入れるものと考えるとよいでしょう。
Q. 歯ぐきが下がっているときは、硬い歯ブラシと柔らかい歯ブラシどちらがよいですか?
A. 一般的に、毛先がやわらかめのものは歯ぐきへの刺激を抑えやすいとされています。ただし磨き残しが気になる場合もあるため、みがき方と合わせて歯科医院で相談すると安心です。
Q. しみる感じが強くなってきた場合はどうすればよいですか?
A. 知覚過敏用の歯みがき粉で様子を見つつ、症状が続く・強くなる場合は自己判断を続けず、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。
まとめ
歯ぐき下がりが気になり始めたら、やわらかめの歯ブラシや歯ぐきケアを意識した歯みがき粉を取り入れつつ、力を入れすぎないブラッシングを心がけることが基本です。気になる症状がある場合は、セルフケアだけに頼らず歯科医院での相談も検討してみてください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状や体質には個人差があります。気になる症状がある場合は、歯科医院にご相談ください。
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