部活動やスポーツクラブでコンタクトのある競技を始めると、コーチや先輩から「マウスガードをつけて」と言われることがあります。とはいえ、種類が多くてどれを選べばいいのか分かりにくい、という声もよく聞きます。今回は、スポーツ用マウスガードの種類と選び方のポイントを、市販品を中心にご紹介します。
スポーツ用マウスガードとは
スポーツ用マウスガード(マウスピース)は、ラグビーやアメリカンフットボール、ボクシング、空手、バスケットボールなど、接触や転倒のリスクがある競技で、上の歯列を覆って衝撃を分散させるための装具です。転倒やぶつかり合いの際に歯や唇、頬の粘膜への負担を和らげる目的で使われており、競技によっては着用がルールで定められている場合もあります。
マウスガードの主なタイプ
市販されているマウスガードは、大きく分けて「既製品(既成タイプ)」と「ボイル&バイトタイプ(自分で成形するタイプ)」の2種類があります。さらに、歯科医院で歯型を採って作る「カスタムメイドタイプ」もあります。既製品はすぐに使える手軽さが、ボイル&バイトタイプはお湯で温めて自分の歯列に合わせて成形できる点が特徴とされています。フィット感や使い心地は競技のレベルや使用頻度によって選び方が変わってくると考えられます。
| タイプ | フィット感 | 価格帯の目安 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 既製品(既成タイプ) | サイズ調整の幅は限定的 | 比較的手頃 | とりあえず試したい方、練習用の予備がほしい方 |
| ボイル&バイトタイプ | お湯で温めて自分の歯列に合わせて成形可能 | 中程度 | ある程度のフィット感を求める競技者 |
| カスタムメイドタイプ(歯科医院) | 歯型に合わせて作製されるため個々にフィットしやすいとされる | やや高め | 競技レベルが高い方、長く使いたい方 |
日本ブランドの既製品:MIZUNO(ミズノ)スポーツマウスピース 収納ケース付 14SG200
野球やラグビー、バスケットボールなど幅広い競技での使用を想定した既製タイプのマウスピースです。合成樹脂製で半透明、収納ケース付きなので持ち運びや衛生面の管理がしやすいとされています。日本製で、まずは既製品から試してみたいという方に向いている選択肢の一つです。
自分で成形するタイプ:MIA-MOON マウスピース スポーツ 2個セット(クリア)
お湯で温めて自分の歯列に合わせて成形する、いわゆるボイル&バイトタイプのマウスピースです。ボクシングや格闘技など、よりフィット感を求める競技での使用に向いているとされ、2個セットなので練習用と試合用、あるいは予備として分けて使うこともできます。
よくある質問
Q. 市販のマウスガードと歯科医院で作るものはどう違いますか?
A. 市販品は既製品やボイル&バイトタイプが中心で、手軽に入手できる点がメリットとされています。一方、歯科医院で作るカスタムメイドタイプは歯型に合わせて作製されるため、フィット感や使い心地の面で個々に合わせやすいと考えられています。競技のレベルや頻度に応じて選ぶとよいでしょう。
Q. マウスガードのお手入れはどうすればよいですか?
A. 使用後は流水でよくすすぎ、風通しの良い場所で自然乾燥させるのが一般的です。専用の洗浄剤を使う方法もあります。高温での消毒は変形の原因になる場合があるため、製品の取扱説明に従うことをおすすめします。
Q. どのくらいの頻度で買い替えるべきですか?
A. 使用頻度や成長段階(特に子どもの場合は歯列が変化しやすいため)によって目安は異なります。すり減りや変形、におい・汚れが気になってきた場合は交換のタイミングと考えられます。気になる場合は歯科医院で相談することもできます。
まとめ
スポーツ用マウスガードには既製品、ボイル&バイトタイプ、歯科医院で作るカスタムメイドタイプがあり、競技のレベルや使用頻度に応じて選び方が変わってきます。まずは既製品やボイル&バイトタイプから試してみて、より高いフィット感を求める場合は歯科医院への相談も選択肢の一つです。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状や体質には個人差があります。気になる症状がある場合は、歯科医院にご相談ください。
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